思春期ニキビは、過剰な皮脂分泌が原因です。毛穴の中にたまった皮脂に紫外線や皮膚の常在菌のひとつであるアクネ菌が作用して炎症し、さらに悪化すると化膿して噴火口のように穴があきます。
思春期ニキビは、皮脂分泌が特に多い額を中心にできると言われています。
過剰な皮脂を取除くためのクレンジングと洗顔がなにより大切です。
大人ニキビは、ストレスやホルモンバランス、便秘、乾燥、不規則な生活、食べ物などの多くの原因で肌のバリア機能やターンオーバー(肌の再生周期)が低下することで発生します。大人のニキビは、口のまわりやフェイスラインにできることが多いようです。
十分な保湿と体調を整えることが大切です。
思春期ニキビと大人ニキビは、その発生原因こそ異なりますが、毛穴がふさがり炎症を起こします。炎症状態によっては、真皮層にダメージをあたえ、ニキビ跡が凸凹になったり、色素沈着を起こしたりします。